2021年01月16日

NO...5915

原田マハ著『あの絵の前で」本の帯には次のように書いてあります。『アート小説の名手による極上の小説集』
短編が6本。最初の「ハッピー・バースデー」を読み始めて,何とうまい文章を書く人かと唸りながら読み終えました。この人のうまさは最初も真ん中も終わりもみんなうまい。こんなにうまい人、滅多にいません。
「すごいなあ〜」
『いちにちのうちで、なんといっても朝がいちばん好きだ」この書き出しは平凡だけれど、次に文章を受けるのが、広島カープの話、つづいて母・わたし・娘がカープの大ファンとつながって父親のいない娘を母は独りで育てる。その大変さをカラッと描いて、親友の話も入り、きつい就職試験の話になって行くが、全編明るく嫌味のない仕上がり。
この人の本で、最後に読んだのが、たしかピカソのゲルニカを題材にした話でした。その時は今回のように文のうまさよりストーリー作りのうまさに感嘆の声をあげたものです。ところが、今回のはどこでどうやって成長したのか? あっという間にこんなに味のあるうまい文章の書き手になっているとは。すごい。
posted by akino at 00:00| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
文章の上手さを、こう書かれると作者も冥利につきるでしょう。読み手の確かさが必要になります。
Posted by oss102 at 2021年01月16日 08:26
Ossさん
名画のことを、いつも題材に取り上げる人です。
若くて威勢が良い作家で、読むとこっちの気持ちもスッキリします。
Posted by あきの at 2021年01月16日 10:03
こんにちわ。レベルの低い話になりますが吉永小百合さんの本昨日図書館へ借りに行きました。前に3人いますが待つことにしました。直進で10分位の所ですが空っぽの市内循環バスに乗り15分かけて...帰りはあるいて。バスも電車も無くなると言うと困る困ると騒ぐんですが...
連絡来るのが楽しみです。
Posted by 伊奈寿子 at 2021年01月16日 17:22
伊奈寿子さん
図書館は利用できるでしょ。
これで大概の本は読めるようになります。
良かったね。
Posted by あきの at 2021年01月16日 19:00
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