今日は「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」を聴きました。
世界90以上の国と地域へ放送されている演奏会会場が、2021年はコロナで無観客。でも例年のように会場には溢れるほどの花が飾られていて、それが新しい年明けのコンサートであることを印象付けています。指揮者は、1993年の初登場以来、通算6回目となるイタリアの巨匠リッカルド・ムーティ氏。
小沢征爾氏が指揮したのは2002年、ついこの間のように感じていましたが、そんなに年月が経っているのだと改めて思いました。
終わったときは、申し込んであった世界中の人々の写真が会場とつながり、割れんばかりの拍手。前にある空席の会場を埋めました。
わたしがウィーンへ旅したのは大昔になります。この会場の近くで買った帽子も今は草臥れて旅行かパンの中に眠っています。あのときにわざわざ電車とバスを乗り継いで「ウイーンの森」へ行ってきました。笑えたのは、その道が松本の美ヶ原へ行く道と、変わらない佇まいだったからです。
楽友協会の「黄金の間」が空席とはなんと勿体ない!憎きコロナ禍です。
音楽にのせて踊るバレエのシーンが好きです。
ラデッキーマーチを聴くと「ああ!お正月だなぁ」と思います。
今年の踊る女性たちの衣装は豪華でしたね。
しかも庭に出ていましたから、よく踊れるなあと見ました。