リリー・フランキーの「東京タワー・オカンとボクと時々オトン」450ページの本をようやく読み終えました。読み始めにこの本のことを書きましたが、今日はわたしがとって置きたい言葉を書き抜きます。
(リリーの母親の遺品の中から出てきた言葉)
母親というものは無欲なものです
我が子がどんなに偉くなるよりも
どんなにお金持ちになるよりも
毎日元気でいてくれる事を
心の底から願います
どんなに高価な贈り物より
我が子のやさしいひとことで
十分過ぎるほど倖せになれる
母親というものは
実に本当に無欲なものです
だから母親を泣かすのは
この世で一番いけない事なのです
この本はフランキーが母親との間にあった事を素直にストーリーにしています。だから読んだ人の胸を打つのだと思います。
マディソン郡の橋の中の言葉「母親は子供を愛している、子供も母親を愛している。でも残念ながら母親の子供を愛する気持ちの方が子供が母親を愛する気持ちよりずっと深いのよ。それで良いのね」正確ではないかもしれませんが…本当に子供が独立している現在シミジミとそう感じています。
マディソン郡の橋にそんなところがありましたっけ。
いかに大雑把に観ていることかを感じます。
めぐりめぐりの一生ですね。
今、辻仁成の「84才の母さんがぼくに教えてくれた大事なこと」という本を読んでます。
この人の本は初めてです。