ひさしぶりに図書室で「ひろさちや」という字を見つけたので、借りてきました。本の題名は『本日「いいかげん」日和』です。
仏教学者のこの人の本は、1日1話(元旦から大晦日まで)書いてあり、その292頁に「真の友人」というのがありました。
あるドイツ人が日本人に、あなたは何人友人がいるかと尋ねたと。100人か200人と答えると、ドイツ人はびっくりしたそうです。ドイツ人が考える友人の定義とは、
「@その人のために自分を犠牲にできる。A自分が何も言わなくても、自分をわかってくれる人」だそうです。
以前、Ossさんとこの話をした時、Ossさんは友人は1人だと言われました。わたしは、気軽に友人だと思える人が数人はいます。
先日Sさんは言いました。病気した時など、気軽に買い物を頼み合える仲間をつくろうよと。わたしは大賛成。Sさんは会の名前を「互助会」にしようと積極的です。この会は時間をかけて本物になっていくのではと思います。
とにかく友のいる風景は微笑ましいです。わたしは友が何人もいるので、ドイツ人のようにはいきませんが〜。
もちろんわたしも友を大切にしているつもり。「大切なのは形のないもの」とも思っています。形のないものとは「こころ」。ここがうまくいくと、自分が充実すると感じます。
マンションの住人とはお互いのお部屋でお茶を飲んだりお裾分けなどして親しく交流はあっても友達とは言えません。ドイツ人的に言えば私には友は皆無となります。
その程度なんですね。
あきのさんのように、おもてなしが億劫ではない人は尊敬です。
今のような時代、親族よりも近くの友人との助け合いは必要かも。
ブログの中で一番近い人は、このお二人。
必ずきて何かを残してくださるから。
わたしはいいかげんで、いろいろ区別がつけにくいです。
今朝は片付けをしています。あちこちからAliceの手紙が沢山出てきます。コロナになってからもです。
わたしはやっはり線引なし。これは性格かもしれません。
引きたくても、引く場所なしですから。