2020年08月15日

NO...5760

ダラスに隈健吾氏の設計したビルが建っていますが、その建物の手前に日本の城の石垣を造りたいと申し出たのは、ガブリエル・ミューラー氏。氏は不動産屋さんであり、日本の武士の甲冑を蒐集している人です。
ガブリエル・ミューラー氏が石垣造りを依頼したのは、現在の滋賀県大津市坂本 穴太(あのう)地区に暮らす石工職「穴太衆」と呼ばれる石工、粟田建設 15代目の粟田純徳氏です。この会社は城の石積みを、代々専門とする会社。
栗田氏は単身ダラスに出かけ、ミュラー氏に会い、現場を見て引き受けます。職人は現場にいるメキシコ人とドイツ人の職人だけ。後は自分で工事を行うことに。一応女性の通訳はつきましたが仕事を直接に教えていくうちに要領を覚えて、栗田氏の考えどうりのものが出来上がるようになっていきます。
栗田氏曰く、城は角をきちっとさせ、後は石の大中小を適材適所に入れて堅固にして行く。無秩序に積まれているように見えても、比重のかけ方や大小の石の組み合わせに秘伝の技が潜んでおり、地震にはめっぽう強く、豪雨に備えて排水をよくする工夫も備わっていると。
出来上がった石垣の美しさは特別で、隈健吾氏の建物との調和も素晴らしくすっかりモダンな感じになって聳えることになりました。

posted by akino at 01:01| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
石工「穴太衆」の匠がダラスに生きているとはすばらしいことですね。
ミューラー氏はどんな人なのか。単なる成金屋でなさそう。その人物に興味津々です。

今日は敗戦記念日です。
人生って、過去のことを忘れようと前に向かって歩いているつもり。
ずっと封印してきた75年前の壮絶な体験を語った人がいます。
ラジオ深夜便で放送された旧樺太 真岡郵便局電話交換手の話です。
「戦中の集団自決"乙女たち"の思い、いま語らん」

http://asuhenokotoba.blogspot.com/2020/08/blog-post_11.html




Posted by ハル at 2020年08月15日 07:27
ハルさんとOssさんへ
ハルさん、ありがとうございます。
Ossさん
ハルさんの下のアドレスの所を是非。
ハルさん
Ossさんは終戦時樺太でした。
そして今は小樽にお住まいです。
Posted by あきの at 2020年08月15日 07:55
真岡の交換手の話は有名です。なんとも痛ましいことでした。そういうふうに教育されてましたね。
今日はPCのトラベルで一日開けることが出来ませんでした。ようやくネネに頼って・・ナサケナイブロガーです。
Posted by oss102 at 2020年08月15日 20:29
Ossさん
わたしもそんな時があるために、子供たちの使っているMacにしています。バソコンできる?なんてきかれても極めて狭いとこだけです。
Posted by あきの at 2020年08月16日 03:15
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