2020年08月11日

NO...5756

リネツ。プールを済ませて風呂場に行くと、髪の毛が真っ白な老婆が2人湯船と洗い場でたのしそうに大声で喋っている。
しばらくして湯船の方が上がると、足が悪いらしい、そのために用意してある腰掛に座る。もう一方は洗い場のタイルへドテっと足を投げ出して体を洗い出した。コロナのため定員4人の風呂、わたしで3人かなと思っていると遠くの水風呂に若さたっぷりの太ったお姉さんが気持ちよさそうに沈んでいた。サウナは使用禁止の張り紙がしてあるけれど、中の修理を終えたようでヒノキの芳しい香りが水風呂まで届いている。
老婆2人は80過ぎかなと見当をつける。わたしは自分の歳を客観的に認識したいと、近ごろ80過ぎと思われる老人に会うと、相手の機嫌を損ねないよう気にしながら、何気なく年齢を聞き出すという悪趣味を持つ。「お若いですね(これは、そう思っていないのに話の糸口)おいくつですか?」水風呂に入ったばあちゃんに聞く。「64よ」。ええっ、「母が、86。久しぶりに母のところに来たのでここへ連れて来たのよ」「親孝行ですね」「そう。でもね、死んだら墓なんか要らないから、粉にして撒いてちょうだい、なんて言ってるのよ」歯切れ良い物言いは聞くわたしが気持ち良い。
それにしても、同年齢の友だちかなと思っていたのに母娘とは〜。そして娘婆ちゃんは64歳? わたしの頭はこんがらかった。風呂から、すっくと立ち上がった後ろ姿はどう見ても、やはり80は過ぎているように見えるけどなあ。
わたしが不思議がっていると「ああ、お母さん、わたしが片付けとくから」側に行ってビニールバイブの腰掛けを定位置にもどした。やっぱり母娘なんだ。それにしても20歳の差があるとは思えない。何を食べていると、あんなにシワクチャ婆さんになるのかなあ〜。
posted by akino at 00:01| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昨日は解りづらいコメントで失礼しました。
↓に入れました。
覗いてみてください。

年齢は関係ありませんね。気持ちのほかに、健康、姿勢、おしゃれ心は忘れたくありません。
Posted by みのりん at 2020年08月11日 08:53
64才というとほぼネネと一緒です。そんなに老婆に見えますか?他人の冷静な目は怖いですね。
Posted by oss102 at 2020年08月11日 11:23
シワクチャ婆さんて顔がですかそれとも身体ですか?
きっとその64歳女性は痩せているのでしょうね。お風呂から上がって衣服を身にまといお化粧すればちゃんと年齢相応のスラリとした女性に見えると思いますけれど。それに年齢は目とその周辺に表れるように思います。
Posted by Unico531 at 2020年08月11日 11:43
みのりんさん
いつかは諦める時が来る。それまでなんとなく抵抗するわけです。

Ossさん
この人は本当にその歳かと疑うほどでした。一般にはこうはなりませんね。

Unicoさん
わたしの母は40くらいの時、この人に近い体だったような気がします。戦時中で食べ物のない時でしたから。
この人は病気をしたのかもしれません。
Posted by あきの at 2020年08月11日 17:11
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