2017年04月16日

NO...4537

浅田次郎という作家は、言葉がザクザクと打ち出の小槌から出てくるように書ける気がします。
「憑神」など書くこと自体が楽しくて仕方ないと思える落語のような話。
江戸末期のこと。徳川の殿様が戦場に出る時、敵の目をくらます殿の身代わりが30人いたと聞くだけで驚くのに、なんと別所彦四郎の家の仕事は、偽殿様が着る御影鎧の手入れ係。
わたしは殿の身替わりは、せいぜい2人ぐらいと思つていたのに、戦場には30人も殿様がいるとしたら、さあ、殿様の首をとろうにも、どこで殿と判断するのでしょう。警察のように調べるわけにもいかないし〜。戦もなかなか勝敗はつかないはずです。
そうした武家社会に「憑神」を登場させて、混乱させます。こんな嘘っぱちの話を面白おかしく読ませてしまうのだから、ほんと、浅田氏の筆力には脱帽せざるを得ません。
posted by akino at 03:35| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
浅田次郎さんの書くものは面白いです。テーマもストーリー展開も。
いつの間にか引き込まれて気がついたら浅田ワールドの真ん中に居るみたいな…
東野圭吾、宮部みゆき…次々と売れている著者の書く本は名作かどうかの判断は後世に譲るとして読んでいて面白いことはたしかです。
Posted by Unico531 at 2017年04月16日 08:54
浅田次郎さんものはよく読みました
物語に引き込んでやがて涙のツボに放り込む・・みたいです
最近眼の痛みで本を読めないのが辛いです。
Posted by hanairomimi at 2017年04月16日 09:42
私も以前は同じ作家の小説を次々と読んでいました。今はダメだなぁ〜・・雑文探しばっかり。

↓unicoさんのコメント残ってます。^^
Posted by oss102 at 2017年04月16日 09:43
Unicoさん
たしかにおもしろい。だから読みます。でもわたしは東野圭吾などは読んだことがありません。食わず嫌いと思います。

Mimiさん
この人は必ずなく場面を作るようです。だけどそれだってうまいですよね。ほんとに泣かしてしまうのだから〜。

Ossさん
わたしもここまで来たんだから、別に読みたいものを読むという感じです。これをどうしてもというのはないですね。
Posted by あきの at 2017年04月16日 15:21
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。