2017年03月15日

NO,,,4503

又吉直樹という芸人が芥川賞を受賞したと聞いても、あの髪型が気持ち悪く本を読む気がしませんでした。ところが市の小学校図書室では、本の選択肢が多くはありません。それで何となく「火花」を借りてきました。
読み進むうちに、受賞しただけの内容を持っていることが分かってきます。
神谷に惹きつけられていく若手漫才師・徳永。神谷は漫才に独特の哲学を持つ魅力的な先輩。師匠にとお願いして慕うようになります。
神谷は飲みに行くと、先輩がおごるものだと支払いを徳永にはさせません。でもどうも借金は膨らむ一方らしいのです。
そんな日々でしたが、少しずつ人気が出て売れるようになる徳永。住むところもマンションに引っ越すことができました。でも食べるだけでも大変な世界で、アルバイトの掛け持ちはずっと続いています。
小説が、起承転結の「転」の部分にはいると、スパークスという漫才を組んでいる相方が同棲相手に双子が生まれるので、ちゃんと結婚し収入のある仕事をしたいから漫才をやめると言い出します。相方がいなくなっては、徳永も転職するしかありません。
こんな感じの内容ですが、漫才が好きで一所懸命生きている若者たちの世界をきちんと書いた佳い作品でした。
posted by akino at 00:02| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
映画化もされましたね
芥川龍之介に心酔しているとか・・。
押しのけて喋る訳でもないのに
毎日くらいテレビに出ています
Posted by hanairomimi at 2017年03月15日 08:51
第2作目が出されましたね。恋愛の話とか。
その第2作目を苦しみながら書く生活をNHKでみました。漫才は見たことも聞いたこともないのですが、この人の雰囲気に惹かれるものがありました。
Posted by oss102 at 2017年03月15日 09:47
芥川賞を受賞する前に辞書の編纂についての番組に出演しているのを見て、お笑い芸人とは思えない発言の仕方に芸人さんの中にはこんなにも含蓄のあるひともあるのだなぁと感心していました。
天邪鬼で騒がれている時の小説は読みたくないので落ち着いたら読んでみようかなと思っていました。
この頃うわぁという小説に巡り会ってません。あきのさんが褒めているので期待してしまいます。
Posted by Unico531 at 2017年03月15日 09:54
Mimiさん
よく本を読む人だそうです。芥川が好きとは正統派と思われます。

Ossさん
たしかに髪型ぐらいで判断はダメですね。本好きな人らしいです。Ossさんが惹かれるものがあったとしたら、上等です。

Unicoさん
西村賢太の本も図書にはあるのですが、いまひとつ手に取る気になれないでいます。偏見といえば偏見です。あと山本一力も手に取らないですね。それからハイツーものも必ずつまらないので読みたくないです。
Posted by あきの at 2017年03月15日 12:18
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