2020年04月10日

NO...5633

従姉妹が三鷹に住んでいたころのこと、散歩のついでに太宰治の墓を訪れたことがあります。この作家が好きな人は多いようで、墓参りに行く人もかなりいるようでした。
今朝「アナザーストーリー」という番組が太宰治を取り上げました。わたしはこの作家は食わず嫌いで、斜陽・走れメロスなど数冊しか読んでいませんが、読まない理由は嫌いだからです。番組を見て、改めて嫌いだなあと思いました。
好き嫌いは感情なので、いくら文学的に優れているから読めと言われても、嫌いなものは嫌いです。
何が気に入らない理由かと問われれば、人柄と生活態度。自分は好き勝手に女性とあれこれ付き合っているのに、自分の付き合っている女の人に恋人ができると絶対に許せないというような勝手人間です。そして独りで死ねば良いのに、自殺未遂をする時は、いつも女連れ。気に食いません。
井伏鱒二を師と仰いだと言いますが、井伏氏もずいぶん嫌な思いをしたのだと番組を見て知りました。
芥川賞が欲しいと、芥川賞選考委員の佐藤春夫宛に数メートルに及ぶ長い手紙を書いたいやらしさ、自分は受賞して当然という思い上がり、嫌な人です。
posted by akino at 00:00| Comment(12) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月09日

NO...5632

緊急事態宣言第1日目。「人と会うのを80%減らす」が始まりました。
朝、5時に家を出て歩いていると途中で大きなお日さまが昇って来ます。
目標の距離を歩くため急いでいると途中でSさん夫妻に会いました。「1ヶ月、おしゃべりタイムやめましょう」そう言いながら追い抜きました。次はOさんが向こうから来ました。「おしゃべりタイム休みにしましょう」相手が言いました。後は誰にも会うことなく6時前に帰宅。
昼近くになって「ピンポ〜ン」Yさんが「チューリップ咲いたからイーナちゃんに供えて」そう言いながら、畑の野菜を持ってきてくださいました。「ゴメーン。入ってって言わないからね。何しろコロナだから」せっかく来てくださったのに〜申し訳ないけれど、何しろ国に協力しないと。
夕方、ゴミを出しながら散歩に行こうとエレベーターを待っていると上から来た中に女性が乗っています。パッと入って「しめる」ボタンを押したけれど、なかなか閉まりません。女性がもう一度押してくれました。わたしが小さな声で「コロナ」って言うと、女性は途端にプーッと吹き出しケラケラ大笑い。「エレベーターもコロナに罹って具合が悪い」のジョークを理解してくれたのです。プーッでたちまちコロナ菌拡散。2m離れて喋るーーに違反。エレベーターの中はコロナ菌だらけ。もし、いたとしたら、だけどね。
posted by akino at 03:34| Comment(9) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月08日

NO...5631

都知事は言いました。「とにかく出かけないでください。出かけないでください。そして話す時は、人と人との距離を2m、2mは開けてください」と。
さあ、明日から、朝の散歩でのおしゃべりタイムをどうしよう。困った。2mも開けては喋れない。歩きながらというのは前を向くので、大丈夫。だけどベンチには3人掛けます。2mは絶対に開けられないしなあ〜。
わたしのように大きな声で喋るのは聞こえるけれど、そうでない人は2mなんて離れたら絶対に聞こえません。
また、わたしの家は人がよく来ますが、明日からは「すみません。上がってもらえません。何しろ御上が人と会うのを80%減らせと言っているので。それに話す距離は2mだし〜」
こう言わなければなりません。
今日はセントラルスポーツの最終でした。どうしてかというと安部さんが夕方宣言を出したから〜。
案の定、ニュースの中に表が出て「青い表にある方は行っても良い場所。赤い方は行ってはならない場所」スポーツクラブは真っ赤い方に書かれていました。
posted by akino at 00:00| Comment(6) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月07日

NO...5630

夜中に目が覚めたとき、眠そびれることがあります。スーパーでその時のための飲み物を探すと、紫色のグラデーションにブルーベリーの実が描かれたパッケージが目に入りました。「国産ブルーベリー100%使用・蔵出し・まろやか」と書いてあります。
思い切ってカゴの中へ。帰ってからメガネをかけて小文字をよく見ると、リキュール・アルコール分10%と。さっそく小さなコップで試飲。甘くて口当たりがよい酒です。
父の最晩年、いよいよ難しいと分かったとき、わたしは「おじいちゃん家に帰ろう」と言ってみました。「俺も帰りたい」と返事をしたので、医者に訳を話して病院から連れ帰り、好きな酒と風呂を楽しませました。
風呂に入っても、痩せて浮きそうでしたから、わたしが付いていると「お前は向こうへ行け」と恥ずかしがりました。
好みは焼酎のお湯割りでしたが、食欲がなくてもそれをチビチビやりながら、子どもたちの話を肴に嬉しそうでした。20歳で死んだ息子(大学2年の時・慢性腎炎で)の再来が3人(孫のこと)もいるので、嬉しかったのです。
posted by akino at 00:02| Comment(6) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月06日

NO...5629

公園に歩き始めたばかりの子がいました。なんて可愛いらしいこと。靴が可愛い。手のぶくっとしたふくらみが可愛い。一所懸命コロコロと歩く姿が可愛い。
どうしても声を掛けたくなります。「お上手お上手、上手に歩けるわねえ」するとフッとわたしを見上げてニコッ。そしてまた顔を元に戻して一所懸命歩く。歩き始めたばかりが楽しくて楽しくてっと言う感じ。
小さな青い帽子が可愛い。体全体が可愛い。どっちへでも行きたい方へ行ってしまうのが可愛い。
と、その時、ママから遠くなったのがわかったのかくるっと向きを変えてママのところへトコトコ、トコトコ。
ママはスマホ片手に夢中。子どもはまた芝生の上を両手をフリフリしながら歩き出しました。広い公園です。怪我の心配はありません。トコトコ、トコトコ。
遠くには桜が咲いています。ソメイヨシノは淡いピンク。オオシマザクラは葉を濃くし始めていますが、少し白っぽい色です。
コロナさえなければ、素晴らしい日なのに、みんな心が沈んでいます。


posted by akino at 01:50| Comment(6) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月05日

NO...5628

散歩で会うメンバーの中のOさんは、いつも決まった時間に家を出ます。ハンで押したように同じなのです。だから冬中会うことはありませんでした。いつも暗いうちに散歩を終えていたのです。
ところが今朝は違いました。いつものコースを反対に歩く気になったと。本人にとっては、大革命。
いつもの集まる場所でオシャベリが始まって数日。今朝ようやく会えて、これから桜の咲いているサッカー場の方へ行くと言うので、一緒に歩くことにしました。
「いつも道路しか通っていないのでは、花の咲いているのを見たことないでしょう。公園内を案内します」
わたしがそう言い、2人で公園事務所前の花壇に行きました。金魚草・ムスカリ・スノーポール・パンジーなど。いくつもの花壇を眺めて「こんなにあるの」と大喜び。ここではローズガーデンと書いた洒落た手作りの箱に入ったバラもあるので、そのうちに花の咲くのも見ることができます。
オオシマザクラ、ソメイヨシノなどと、その後ろに背を高くしている薄緑色のメタセコイヤにも大喜び。スマホで撮りまくり。そこへK氏も追いついて、つくしの生えている場所も教えると、それにも感激していました。
posted by akino at 00:07| Comment(5) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月04日

NO...5627

わたしの中で建築家3人と言えば、都庁を建てた丹下健三氏。テレビで見るたびに「美しいなあ」と感じます。直島で会ったことのある安藤忠雄氏の出世作は住吉の長屋と教会。教会は壁に直接十字架が切られ、そこから外の光が入っている建物。3番目は隈研吾氏。今日の午後は、この人の番組3時間ほどをじっくり観ました。
◉2020オリンピックのために建てた国立競技場。木をふんだんに使うと聞いた時は、強度は大丈夫かと疑問に思ったものです。
オリンピックは延びましたが、今は美しい木材を多用した雄姿を見せています。
テレビは、隈さんの代表作を次々と紹介しました。隈さんの特徴は、その地域で産出される石などを使うよう心がけていることも知りました。
◉ロサンゼルスで日本料理店をやっているアメリカ人のデビットとの対話。日本語の「あいまい・さっぱり」などを取り上げ、日本独特のこだわりと美しさについて話し合いました。2人目は小山薫堂「くまもん」のデザインや映画「おくりびと」の脚本家です。
最後はアメリカ西海岸のポートランドの日本庭園で、村上祐資との対話。ここには隈さんのデザインした日本家屋が建てられています。
隈さんは建築家ですが、日本人の心を大切に建築を考えている深い哲学者だとわかりました。
posted by akino at 00:11| Comment(2) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月03日

NO...5626

宮本亜門氏が「上を向いて歩こう」をみんなで歌おう、歌って元気を出そう運動を始めると。この運動は「空気」が変わる気がします。
世界中に散らばっている野球やサッカーの有名選手たちも、PCやスマートフォンで元気を出そうと呼びかけ始めました。
居酒屋なども売り上げの落ち込みを嘆いてばかりいないで、前向きにテイクアウト商売を。
空気が変わるーー不思議なもので、こうした動きは、コロナさえ押し返す力を出す気がします。
と思っていると、こんどは夕方のニュースで、中東やアフリカでバッタが大量発生し、何もかも食いつぶしていると。本当に悪いことは重なって起こるーーこれでもか、これでもかとやって来る。
人類への試練です。世界の国々が自分勝手ばかりやっているから、さまざまなことが起こるーーわたしは神の存在を信じないけれど、信じる人は「神の与えたる試練」と考えるのでは〜。ここまで落ち込めば、これを機会に良い方向へ向かう何かがある気がします。
posted by akino at 00:00| Comment(3) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月02日

NO...5625

雨が降り、家にいると何だか手持ち無沙汰でテレビをつけます。昼のニュースの後でした。「農家めし」という番組。梅沢富美男と東野幸治が熊本のトマトハウスの中。トマトの説明に続いて、まずガブッーかぶりつきました「うん、おいしい」。つづいてトマトの握り寿司、トマトのシチューと出されて、ますますおいしそう。
シチューの作り方を憶えました。まず玉ねぎをオリーブオイル(バター?)で炒め、そこに小麦粉を。次にトマトをたくさん、その後、別に炒めた牛肉を入れて煮る。たったこれだけ。これは作ってみよう。何しろ野菜はいろいろ高くなっているけれど、トマトだけは、いつもより安いのです。
わたしはコロナニュースが出てから、スーパーがいろいろな商品の値を高くして、売っているように思うのですが〜。流通やさまざまな商品集めに苦労して、高いなら許せるけれど、みんなが焦り買いする今、足元を見て値段を吊り上げているのでは許せません。


posted by akino at 00:06| Comment(8) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月01日

NO...5624

第71回カンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞した映画「万引き家族」を観ました。
家族は5人ですが、それは本当の家族ではなく、1軒の家に一緒に暮らすことで、家族をつくっています。まずここが常識的ではない。これに続く話は、世の常識の愛情・善悪などを覆して「本当」は何かを探っていきます。
万引き家族が万引きをする場面では、実に平然と、うま〜く万引きする子を見ていると、わたしの中で不快という常識が混じりながらもドキドキします。
法律では、血が繋がっているのが家族、籍が入っていれば夫婦ということになり、人の子をもらう時も法律に従って手続きをとります。ところがそこでは、お互いを思いやる、思わず抱きしめたくなる、そんな感情は度外視されます。
おばあさんの年金を死んだ後ももらうために敷地内に埋める話が出ます。本当の親子でも冷たくされている子を見かねて連れ帰り、子はこの家で暮らすうちに心を開いていくなど、疑似家族のなかでは、本当の家族以上の「情」の繋がりができていきますが、最後は警察の尋問場面で「いけないものはいけない」を見せました。でも「愛情のない家族」が家族と言えるかどうか? 見終わって考えさせられるものを持った映画でした。
posted by akino at 04:18| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする