2015年02月28日

.NO…3746

近ごろ、友はタイのチェンマイへ1ヶ月近く旅をした様子をブログに載せました。チェンマイは、タイの京都といった感じのところ。
旅のやり方は、名所旧跡を見歩くのと、その土地に暮らすように過ごす方法がありますが、わたしの好きなのは後者です。
友はコンドミニアムに滞在しながら、途中、奥地にも出かけて、原住民の生活にも触れたようです。また、その辺りには中国の蒋介石が、台頭してきた毛沢東に敗れて台湾に渡ったころ、山岳の国境を越えてタイへ逃げた人たちがいて、今では市民権を得て暮らしていると報告もしています。
どうやら、東南アジアには、多くの定年退職した日本人が長期滞在し、その人たちを相手に、現地で民宿をしている日本人がいることも分かりました。この人たちは好きで旅している間に現地の人と結婚してそのまま、そこに居ついたケースが多いようです。
何と言っても、年中気候が一定の所には、冬こそ旅をしたい。そう思いながら読ませてもらいました。そして、実際に行ってきた人の体験を読ませてもらうのは、大変参考になりました。
posted by akino at 00:55| Comment(7) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月27日

NO…3745

3745
天気予報は昼ごろから雨と言ってましたが、朝から小雨。ジムに行かないので甘酒を作ることに。
まず、2合の米を保温鍋に入れて洗い、水加減を3倍ほどにしてお粥を炊きました。少し温度を下げてから、ここに麹を手でほぐしながら入れてかき混ぜました。それから鍋を大判のタオルに包み、ビニール袋に入れて、コタツに。
夜は、ベットの中へ。これは電気敷布の温かさを利用するためです。今は夜の10時ですが、ベッドの中は、イーナとわたしと甘酒とでにぎやかです。まだ蓋を開けて確かめていませんか、もうご飯は形を崩し始めていると思います。
明日は飲めるでしょう。作り方は母のやっていたことの見よう見まね。
その他にカブの漬物もしました。午前中塩で漬け込み、水が上がったところで少し絞ってから、酒粕を入れてみました。美味しく漬かるはずです。もう1つは、黒ニンニクの仕込み。今回は電気釜を保温スイッチにしてガレージに置きました。10日間そのままにするとニンニクの色が変わりだし臭いがきつくなってきます。
これを食べ始めたからといって、効果はと問われても、よくわかりませんが…。
posted by akino at 05:43| Comment(5) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月26日

NO……3744

NHKで「アンチエイジング」という番組をやりました。紀元前に秦の始皇帝は不老長寿の薬をそこいら中へ行って探させたけれど、49歳で死にました。兵馬俑などという馬鹿げたものを残して。豊臣秀吉も朝鮮出兵の折、虎の肉を食べたら長生きすると聞いて捕まえさせたとか。
寿命を延ばす前に、40代の女性は若くていたいと、昼間もカーテンを閉め切って太陽の光が入らないようにしたり、外出時も全身を包んでいました。「馬鹿げているなあ」そう思いながら眺めました。その人はちっとも若くは見えませんでしたから。「精神生活が貧しいからだよ〜」テレビ桟敷でヤジを飛ばしました。
生物学の本川達雄教授は生物は心臓が15億回打つと寿命が終わるという話をして、これはおもしろかったです。心臓が早く打つハツカネズミは15億回を早く達成してしまうし、心臓がゆっくり打つゾウは、なかなか15億回にならないから長生きするのだとか。人間はこの説で行くと50歳が寿命なのに、はるかに越えだしたのは、ここ200年くらいだそうです。理由はあれこれありますが、火を使い肉を軟らかくして食べるようになったからとか、「火」エネルギーを大量に使うようになったこと、医学や生物学が進んだことなどによると言います。観終わって、感じたことは、始皇帝を笑えないなということでした。
posted by akino at 00:02| Comment(3) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月25日

NO…3743

プール友は絵を描くのが趣味で、描き始めると時間を忘れると話します。
「どんな絵を描かれるのですか? 」
85歳の人なので、古臭い感じではないかと思いながら聞きました。すると「1枚あげるよ」と言いますが、趣味に不合わない絵をもらっても、捨てるわけにもいかないし…。
「見せてください」こう言っておきました。
すると今朝のことです。3枚持って来たから帰りがけに見て貰いたいと。
びっくりしました。水彩画ですが年齢を感じさせない新鮮さ。1枚目は合掌造りの家を描いたもの。雪舟の墨絵に色をつけた感じで面白い絵です。2枚目は海を描いています。「これはいまいちですね」と勝手な批評をすると、相手は残念がって「こうして遠くで見るといいでしょう」と言います。わたしはお世辞を言いたくないので無言。3枚目はザクロを描いていますが、構成と言い配置と言い、わたし好みです。結局その絵をいただいてしまいました。
午後、100円ストアに額縁探しに出かけました。買って来たのですがこれでは描いた人に失礼だとすぐに分かりました。それでアマゾンに発注。何とか絵を盛り立てる雰囲気をつくって部屋に掛けたいと真剣に考えています。
posted by akino at 00:34| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月24日

NO…3742

早朝散歩は、今までずっと刺すような寒さの中を出かけていました。
ところが今日は雨上がりを待ったので遅めに家を出たせいもありますが、散歩途中でコートも手袋も帽子も取りながら歩くことに…それでも帰宅すると、首のまわりに汗いっぱい。後から知ったのですが気温は20度を越えていました。
一度散歩をすると、わたしが出かけても、イーナは留守番できるはず。庭のミモザと水仙、クリスマスローズなどを切って包み、お墓に行きました。コートなしで出掛けたのですが、バスを待っているところが日陰で寒かったぐらいで、あとは気持ちよく歩けました。
このように1日でパッと暖かさが来ると、気持ちまでが軽くなります。
いつも霊園ではお参りの人々を見掛けるのに、今日は誰もいなくて、工事の車が入っているだけでした。
花を供えてあらためて墓石を眺めながら、わたしもここに入るのだろうかと考えると何だか不思議な気がしました。まあ、どうなっても気にはかけません。死んだらそれでおしまい。死者にたいするいろいろは生きている人のための慰めだと思っていますから。
posted by akino at 01:48| Comment(5) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月23日

NO…3741

本の題名を見て興味を持ったのは「ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか」加瀬英明著です。
ところが本はもう半年以上枕元にツンドク、読み進んでいません。著者・加瀬氏はオノ・ヨーコさんの従弟。ジョンは伊勢神宮にも靖国神社にも行ったことがあると言います。
せっかく読もうと買ったのだから、何とかしなければ、もったいない精神が頭をもたげました。
そこで、著者の言葉引用から始めることに。
【神道と言うと、今日では宗教の一つとされているが、宗教であるよりも心のあり方である。神道という言葉が生まれるはるか前に、発生した信仰である。和を重んじ、人が自然界に属しているという考え方が、日本人の心をつくって来た】
【日本人の高貴な精神は、先人たちの贈り物である。…日本人は古代から和の心を保って来た。…この和の心は世界の中で日本だけが持っているものだ】
この本は、宗教全般の解説書になっています。世界の宗教はみんな戦争をしたり、戒律を厳しくして食べ物制限をしたりと、人を縛っています。また戦争をしたことがないのは、仏教だけだとも書いてあり、その話を三男にしたら「信長の頃、比叡山は僧兵を持っていたことがあるよね」という話になりました。イスラムへの疑問もあるので、きちんと読まなければ……。
posted by akino at 03:54| Comment(3) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月22日

NO……3740

宮崎駿監督作品「風立ちぬ」を観ました。
零戦を設計した堀越二郎をモデルにしたとか、堀辰雄の小説「風立ちぬ」を引用したという話より、これが宮崎駿監督の引退作品だというので、最後の作品で何を語ろうとするのがを見たいと楽しみに待っていました。
まず、こういう内容の作品を細部までアニメで見せると言うのは、今一つ観ている方が入り込めないと感じました。
それよりわたしの感じたことは、先日観た新藤兼人の最後の作品「一枚の葉書」と重なりました。
わたしより年齢の上の人たちは、やはり戦争という強烈なものが人生のある時期にあったことを、表現者として書き残さねばと思うのではないでしょうか。
戦争は悲惨で嫌だけれど、体験者にとっては、同時に「ノスタルジック」なもだとも思うのです。人生の中で辛かったものほど、心の中に残るのでは…。
戦友を亡くしたとか、爆弾が落ちた恐怖、お腹の空いた辛さなど、強烈に残っていると思います。だから老いて人生を振り返る時、そのことにどうしても行きあたるのではないでしょうか。それと同時に「何があっても戦争だけは、絶対にいけない」そう言い残したいはずです。
posted by akino at 00:08| Comment(2) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月21日

NO……3739

ジャスコの中にある横浜銀行のATMでお金を引き出そうと、いつものような手順でやりました。すると、暗証番号の数字が押せません。おかしい。もう一度やり直しました。2度間違うとカードがダメになって銀行の窓口まで行かなければならないのは経験済みです。
ipadと同じで、指先に水分がないために動かないのかなと、そっと指先をなめて、やって見ました。ますますおかしくなりそうです。
さて困った。見まわすとすぐ横に受話器があります。取り上げると「ただいま電話でのお取扱いはしておりません」と素っ気ない声。
振り返ると後ろに2人並びました。ますます焦ります。
「落ち着け」自分に言い聞かせました。まず画面を停止にすると、中の機械が音を立てながら、終了になりカードが戻ってきました。
もう一度最初から。怖々「引き出し」のところを押してカードを入れてようすをみました。暗証画面になりました。四桁の最後が引っ掛かりましたが、何とかパス。
あぁ、よかったと胸をなでおろしていると「金額をいれてください」機械が催促して来ました。慌てて次の動作、ようやくお金が手に入りました。やれやれ。
posted by akino at 00:01| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月20日

NO……3738

「ゆうどき」という番組に三輪明宏さんが出演。この人の人生観をバッチリ聞きました。
黄色い髪、青いドレス、豪華な宝石。わたしは、いつもこの人のことを何だか奇異に感じていましたが、この人の人生観を知って、納得しました。
氏は長崎に生まれて被曝しています。そして16、7歳で歌の勉強のためにと上京。最初から運に恵まれるというのか、実力で職場を獲得して行くというか、とにかくしっかりと自分で生きて来た人。身体的にも一般ではなかなか認められないようなところを、ひるむことなく【中性】だと公表。自分しかできない道を歩いてきた…だからあの独特で説得力のある「人生観」が出来上がっていったようです。
「ヨイトマケの歌」は、長崎の小学校の友のお母さんのことを歌詞にしたとか。そのお母さんは自分のヨイトマケの仕事のことを、級友にいろいろ言われて嫌がる息子に「何が恥ずかしいことがある。恥ずかしいのは、もっとずるいことをして生きている人たちのことだ」(言い方はこんなではなかった。こんな感じのことを言った)と。三輪さんはそれを傍で聞いていて、感心したと話していました。それが有名な歌「ヨイトマケ」になったんだそうです。
posted by akino at 02:45| Comment(6) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月19日

NO……3737

料理番組を見ていると、テレビで放映されるからと、やたら小難しいのを披露する料理人がいるかと思えば、エッこれが料理? と言うほど簡単なものもあります。わたしが断然作る気になるのは、簡単な方。
先日こんなのがありました。長四角のアゲの長い方の一辺を切り開きます。むかしのアゲは開けにくかったので、お稲荷さんのアゲを煮る場合は、最初に外からすりこぎやビンなどで、ゴロゴロしてから煮るようにとアドバイスがありましたが、今のアゲは日進月歩、まるで大田区の町工場を思わせるほどの進歩、ちゃんと中を空洞にしてあります。だから一辺を切るだけで大丈夫。
ここに詰めるのは、納豆1パック。上手に入れるとネバネバに触れることもなくスルンっと入ります。その後は、上から押えて平らにすればOK。
これをフライパンにのせるだけ。油は入れません。少し待っていると、こんがり焼けて硬い感じになって来ます。美味しく食べたいのなら、あくまでもこんがり焼く…ここがミソです。裏返して同じことをする――以上おわり。
皿に取ったら、少し気取りたい人はみじん切りのネギをのせれば見た目もバッチリ。わたしは七味と醤油だけ。
たしか井伏鱒二だったと思いますが、アゲを火鉢の上で焼きながら晩酌をチビリチビリがいかに美味しいかを書いたものを読んだことがありました。
posted by akino at 00:08| Comment(5) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月18日

NO……3736

待っていた「単騎、千里を走る」は、雨のためにテレビがトラブりそうでがっかり。(BSは、雨だと映らない)
それでも、時間になったので、未練がましくつけました。乱れた画面にしがみつきます。
「単騎」の話は、関羽が、劉備の妻子と共に宿敵・曹操の手に落ちるが、劉備への義理と誠を貫き通し、最後はただ独りで劉備の妻子を伴い曹操の下を脱出し、劉備のもとへ帰還するという三国志の中でも最も感動的な話のようです。
映画の方は、高倉健演じる高田が、確執があって長年会っていない息子が余命いくばくもないと知り、民俗学者の息子の代わりに、京劇「千里走単騎」を撮影しに中国の麗江市へ行きます。そこで、京劇を演じる李加民が、自分とおなじ事情を持っていると知り、奥地まで行って息子を連れてきて会わせてやりたいと出掛けることになります。
この村の大自然と素朴な村人たちの人情が素晴らしいし、子役の可愛さに参ります。
結局、高田は会えないままに息子は息を引き取りますが、父親への手紙を妻に託して逝きました。その手紙で初めて気持ちが通い合います。
半分あたりから、画面がよくなったお陰で、なんとか見終えることができました。
posted by akino at 00:01| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月17日

NO……3735

雑感…。戦時中を通った人間ですから「倹約」は身についていますが、唯一倹約から遠ざかっているのは、紙類の使用。
トイレットペーパーは、少し値段が高くても香りがする「ダブル」を買います。ティシュペーパーは日々テッシュの箱が家の中の自分の動く先々にないと不便を感じます。キッチンペーパーも布巾より便利に使います。
昔はちり紙を畳んで持ち歩いていました。そのころ小父さんなどが3枚ほど重ねて鼻をかみ、それをポケットにしまい、つぎにかむときは、先ほどかんだのを広げて、きれいなところを選んで、もう一度使うなどしているのをみかけたものです。
過日、父の部屋を片付けていると、宣伝のポケットテッシュがたくさん仕舞い込んでありました。それを袋から出しカゴに入れて使いましたが、細かく畳まれ過ぎているので、使いにくかったです。
幼い孫たちは、生まれた時からテッシュペーパーのある生活なので、ちょっと口が汚れても、すぐに「テッシュとって」と言います。
そう言えば、灯油を入れに来てくれる小父さん、秋に買い置いたチケットを出すと、値段が下がったからと、1缶について550円も返してくれました。得した気分になりました。
posted by akino at 00:00| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月16日

NO……2734

「単騎、千里を走る」は、三国志からとった言葉だとか。この題名の映画の方は高倉健氏が、イモウ監督と撮ったものです。17日にテレビで観ることができますが、それ前にドギュメンタリー番組が、撮影現場を中心にありました。
ストーリーは、日本人の父親が確執があって離れ離れになっている息子を探しに行くという設定です。
高倉健氏は、この話の役作りを考えに入れて、中国へ単身で乗り込み、通訳を頼りに現場の日々と戦うことに。
イモウ監督は15年前に氏と会い「この人と映画を撮りたい」とずっと思い続けて、ようやく実現に漕ぎつけたとか。
高倉氏以外は、すべて素人を出演させるという手法をとっています。
日々を一緒に過ごすうちに、健さんが撮影現場で絶対に座らないという理由が「周りが仕事をしているのに、自分ばかり座るわけにはいかない」だと聞いて、謙虚さに感心し、マネをするようになります。
この撮影現場を見たり、ちっとも高ぶることのない人柄を知って、こちらまでが親しみを感じました。中国南部麗江の美しさも格別、予備知識のお陰で楽しみ倍増です。
posted by akino at 01:28| Comment(2) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月15日

NO……3733

知って得する佐藤愛子の「箴言集より」
●生きると言うことは我慢したり、不如意や不幸を耐え忍んで乗り越えて行く努力をすることに意味があるんです。…中略。不如意があってこそ人生はおもしろいんですよ。充実するんですよ。
●耐え難きを耐えさせるのが親心だと思っていたが、この頃の親心は、どうやら耐え難きを自らが耐えることのようである。
●今は危険を冒して悪に立ち向かう人間は勇者ではなく、ハタ迷惑な「番勇」の持ち主として否定されるのだ。実に現代は策略の時代なのだ。人間は勇気を持って生きるのではなく、策略を持って生きる。悪と戦うのではなく、損を防ぐ策を講じてから悪から身を守る。
●女はもう少し利口になって、男の気持ちが分かるようになりなさい、というのは簡単である。しかし、男の優しさとエゴイズムの機微が分かるようになった女は、男にとってもはや何の魅力もない年になっているのである。ホントに人生というものは、全く、上手くいかない仕組みになっているものなのである。
posted by akino at 01:01| Comment(3) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月14日

NO……3732

Kさんから、佐藤愛子さんについて書いてある新聞の切り抜きと雑誌と、それに故郷和歌山から届いた伊予柑のおすそ分けも入れた宅配便が届きました。さっそくお礼の電話を入れて、いつものように長電話。
「佐藤愛子ってどうしていつまでも、あんなにきれいでしょうね」電話の向こうが言うのを聞きながら、こちらは、送ってもらった切り抜きの写真を見て、相槌をうちます。
佐藤愛子さんは90歳になって書いた小説「晩鐘」が、出版されたというのが記事の内容です。
お互いぜひ読んでみたいと言うことで電話を切りました。
その後アマゾンで「晩鐘」を注文したつもりが、隣の「そもそもこの世を生きるとは」をクリックしたために、間違った本が来てしまいました。
しかし、これも結構おもしろいのです。読み始めて感じるのは、ほんとうに気風の良い物言いをする人で、近ごろこんな人はなかなかいないと痛快。抜き書きしてみると、こんなです。
●「敬老の日」なんて、本来なかったものが急に作られたのは、老人が弱者にされてしまったためであろう。
●私はグルメ、美食家と聞くと、どうも敬遠したくなる。「沈黙のグルメ」なら結構。自分がいかにグルメであるかを吹聴するなんて、恥知らずといいたい。たかが食うもんじゃないか。つべこべいうな。
●上手に年取るということは考えて見ると,大へん難しいことだ。いかに上手に年をとっていくかということで、女の値打ちというものは決まるのではないだろうか。それはいかに自分を客観視し、いかに自分を知っているかということにもつながることなのである。
posted by akino at 00:43| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月13日

NO……3731

犬友の食事会の日でした。当番Iさんが「今回は家でチーズホンデュをします」そう知らせてくれましたから、それは楽しみでした。
わたしはチーズには目が無いほど。それに本格的なこの料理は自分ではしたことがありません。Iさんはパン職人並みのパンを作ります。焼きたてのパンにチーズホンデュなんて贅沢この上なし。
時間に伺うと、テーブルはすっかり華やかに準備されていました。パンのほかにチーズをつけて食べるようお皿には、ウインナー、エビ、ホタテ、アスパラ、ブロッコリー、ポテト、スナップエンドウが盛りつけてあります。そこへフランスパンがオープンから出されると、たちまちパン屋さんの匂いになりました。1人欠席4人は大はしゃぎ。
まずワインがサービスされると遠慮なく真っ先にチーズめがけてドブン。パンの周りに美味しそうなチーズがこってりとつきました。さっそく大きな口を開けました。おいしい、おいしい、本当においしい。
おしゃべりと美味しい料理と、こんな会があると、わたしはたちまち10は若返ります。
帰宅すると、さっそく楽天から「チーズホンテュ・セット」を注文しました。さあ、明日はチーズを買って来ます。やる気満々になるなんて、久しぶり……。
posted by akino at 00:00| Comment(5) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月12日

NO……3730

録画してある中の映画を観ました。
『そして父になる』は、6歳の息子が出産時、同じ病院で同じ日に生まれた子と取り違えられていたというストーリーです。
ある日のこと、息子を出産した病院から連絡があり、来て欲しいとのこと。行くと知らない人も来ていて、病院側は話し始めます。「実は出生時にミスがあり、子どもをお互いの子と取り違えていた」と。
そんなこと、今さら…納得できないーでも分かってしまうと、気にしないわけにもいきません。
A家は、エリート建築家で、子は1人。ピアノを習わせたり私立の小学校へいれようとしています。B家は、この子の下に、もう2人生まれ、一般的なワイワイガヤガヤの賑やかな家族。
両家族が何回か集まって相談します。そしてまず毎土曜に子を交換して段々と馴れるようにしてみよう、お互いの本当の子に戻そうとします。しかし、実際は、子も悩み、親も悩み、一緒に過ごした日々のことなども混座り合って、とても簡単にはいきません。
両家族の戸惑いと悩みを淡々と見せて行く是枝監督の演出に吸い込まされるような観方になりました。
posted by akino at 02:12| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月11日

NO……3729

早朝散歩、東の空がオレンジ色を濃くして陽の昇る直前、わたしは公園を半周して右手に澄みきった水面を眺めながら歩いていました。
その時です。真中に木を植えて周りを円形のベンチが囲んでいるところに腰掛けている老人が、おかしな音を出しました。ビィブビィブ。
「あれ、ハーモニカ…」わたしはまじまじと見ました。右側に杖を置き、毛糸帽子を山高にかぶったその人は、2、3回雑音を出してから、吹き始めました。
「海行かば 水漬く屍 山行かば 草生す屍 大君の 辺にこそ死なめ かへり見は せじ」
予期せぬ曲を聞いたわたしの胸に、たちまち迫るものがありました。痛いような感覚ーー。小学校の時によく歌った曲…大伴家持の長歌から採ったと言われる歌詞は本当に哀しい内容です。
そこから後の散歩は、この歌を、繰り返し繰り返し口ずさみながらになりました。
帰宅してテレビをつけるとNHKのニュースが国政に対してのアンケート結果を図を示しながら説明しているところでした。
「海外で万一の時、自衛隊は武器を使ってもよいか?」この質問に賛成が25%反対が33%と言っています。さて、イスラム国などという摩訶不思議な国がいつの間にか台頭、物騒なことになっています。
posted by akino at 00:22| Comment(5) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月10日

NO……3728

日曜日、朝「題名のない音楽会」で、はじめてラフマニノフのピアノ協奏曲3番を聞きました。
わたしは2番が猛烈に好きな時期があり、三男を出産するため入院した1週間の間、この曲が聴けない寂しさをつよく感じたことを憶えています。退院して、職場、学校、幼稚園とみんな出払った家に入り、赤ちゃんをベビーベッドに寝かせてから、真っ先にステレオの蓋を開けました。針をレコードの上に落とすと、ラフマニノフのピアノ協奏曲が、かすかな音とともに始まりました。その音をむさぼるように聴きながら、台所の窓を開けると「金木犀」の香りが流れ込んで、季節が変わっていました。
今でも三男とラフマニノフのピアノ協奏曲2番と金木犀は、わたしの中でセットになっています。それにしても、4人目の出産ともなると、気持ちのなかに余裕があったものです。1人で入院し1人で退院するのですから。(留守宅は、小4の長女が食事づくりをしました)
今朝3番を弾いていたのは及川浩治氏。この難しい曲を弾けるのは、日本に数人しかいないと言います。
ピアニスト・ラフマニノフがアメリカに演奏旅行に行った時、派手好きなアメリカ人を考慮に入れて用意した曲でした。計算通りスタンディングオベーションとなり、以後ラフマニノフ人気がアメリカで一挙に高まったと聞いています。
posted by akino at 00:08| Comment(5) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月09日

NO……3727

坂東玉三郎さんのトーク番組をじっくりと聞きました。日曜夜のゴールデンタイムの2時間を芸について人生について語るのを聞いて、あれだけの芸域に達しながら、実に謙虚だと感服しました。
それと自分を見せることに手抜きがないこともなるほどと納得しました。舞台以外は洋服ですが、黒か白しか着ていません。これは、役者として人の目を意識してのことと思われます。証拠に「家では何を着ていますか」と聞かれて、擦り切れそうなトレーナーと言い、着心地の良さを語り、仕事以外は家でゆっくりしているだけだと。
歌舞伎以外に舞踊の振り付けや監督、また佐渡まで出かけて若者たちの和太鼓の訓練の面倒もみています。また、自分の芸の細部について残すよう、NHKで録画撮りも始めていると言います。
自分の人生に手を抜かない厳しさ、常に前を向いて歩く姿勢は、求道者を思わせました。女形の舞台のことも、絶えず工夫して前向きに変えていかないと、お客様に申し訳ないと、謙虚でした。
posted by akino at 00:16| Comment(4) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする