2013年01月31日

あきの80路を語る・・・2964

テレビのショッピングサイトを見ることがあります。一番感じるのは「お客さま、お客さま…」と連呼して、テレビ桟敷の人たちを持ち上げる…しかも、この時、どの女性も高めのキンキン声でまくしたてます。その上、放送時間後30分以内の特典や、今日だけの値段という言葉で、買うか、買うまいかと、迷い出すテレビの客を決断させるよう畳みかけ追いこんできます。…すごいテクニックだなあと、あっけに取られます。幸いわたしはこれには引っかかりませんが…。
ここで売る毛皮などあっというまに、「売り切れました」と出るので、誰が買うのかなあ〜と不思議です。
そう言えば、2パーセント、2パーセントとまくしたて、追いこんでいる人が他にもいますね。こちらは男性。もっかのところ何をやるのもスピーディー、株が上がったり、円が下がったりして評判がよいので、本人も明るく自信ありげに見えます。

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2013年01月30日

あきの80路を語る・・・2963

近くの柴町の農家の人たちが作った野菜を買いに行った時、大根を買いたいが、持ち帰るのに重しなあと迷っていると、「葉っぱ切ってあげるよ」と言ってくれました。
せめて葉の分だけでも軽くなればと思い「お願いします」。すると葉の付け根から切って、大根といっしょに袋に入れてくれたのです。これじゃ重さは変わらない…でも農家の人が苦労して育てた物を、「葉は要りません」と口には出せないので持ち帰りました。
家について、青々した葉を眺めながら、細かく切って炒めておこうと思いつきました。炒めている間にジャコがたくさんあるからみんな入れてしまおう…、そうだここへ「柚胡椒」も…冷蔵庫の余り物の整理をするつもりになりました。友からもらった「柚胡椒」は、唐辛子を細かく切るのに苦労したそうですが、辛すぎてなかなか減りませんでした。
こうして、3種類に冷ご飯を入れ、ちょっと醤油をたらしてチャーハンにしました。。味見すると、何と…ピリ辛でおいしい、後を引くおいしさです。
こんなおいしいもの久しぶり、というくらい美味しかったです。

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2013年01月29日

あきの80路を語る・・・2962

32歳で家を建てた時は、制約の中でも自分好みの家にしたいと張り切りました。以後家族が増えて最大8人に…2度建て増しをして、今ではウナギの寝床のような家になっています。
と、ここでまたテレビの話に移ります。世界で面白い家を建てた家族の4例。
@ エジプトの話。エジプトではお金を貯めて、まず1階を建てる。そのとき、柱部分の鉄筋は上に出したままにする。子どもが成長するとともに上へ上へと建て増しを。つまり大家族が一緒に住み、一階で料理をしみんなで食事もする。屋上にはヤギなどを飼って、大きくして食べます。
A インドの話。狭い土地に建てるので日や風が入らない。そこで家の真ん中を四角に、開けて、(中庭の感じ)光をとり、神さまもここに。炊事・洗濯・体洗いなど、さまざまに使います。
B スペインの話。舟に住む、いつもは地下鉄まで5分ほどの場所に係留。揺れるけれど、それが心地よい。休みになると、沖へ家ごとレジャーに出かけると言う寸法です。
C アメリカの話。サブプライムローン以後、小さな家を建てる若者たちが出始めていると。超狭い家は、居間と台所を兼ねた四畳半ほどと、ロフトに寝室。夫婦2人だと狭い分会話も弾み仲良くできるようです。
あらためて考えてみると、家は家族の生き方の問題でもあります。

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2013年01月28日

あきの80路を語る・・・2961

わたしの家の箸は、ほとんどが100円ストアで調達したもの。ところが一膳だけ上等の箸があります。(みやげにもらった) 全体が黒で、飾りに青い貝のように光るところがあります。
昨夕のこと、テーブルについた3歳が「青イ箸チョウダイ」と言うので、子ども用の箸を出してやりました。
「コレジャナイ。青イノダヨ」。まさかと思いながら、前掲の箸をみせると、「コレ、コレダヨ」と言い、「Yオジチャンノダヨ」とうれしそうです。
この箸はいつも三男が使いますから、きっと三男家族と食事をした時に見ていたのでしょう。三男は焼きものなどに趣味があるから、箸もよいのを選ぶようです。
でもまさか3歳がそれを見ていたとは…。もちろん良いものを感じる力などあろうはずはないと思いながら…バアチャンはウーンと唸ってしまいました。
大きな箸で一所懸命ご飯をかきこむチビを、ことさらに愛おしく眺めました。

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2013年01月27日

あきの80路を語る・・・2960

息子が孫を連れてきました。バアチャン家へ行こうと言うと2日も前から荷物を作って待っているのだと。中身はゲーム3種類などで、わたしに見せようと張り切って来ます。
もうすぐ4歳になるので、言葉を自由に使えるようになり、会話に不便がなくなりました。これは英語の勉強などを考えると凄いことに思えます。下の子は2歳3ケ月、まだまだしゃべれませんが、よく食べるので体が大きく、幼稚園生と言われてもおかしくないほどです。
息子はこの家の寒さは、トイレに行く時など、外のようだねと言います。新しい家は断熱材などがしっかりしているせいか、昨今の寒さにも室温は13度より下がらないのだと。わたしの家は朝起きてストーブをつける前は2度などと言う日があります。
築50年は「冬寒くて、夏暑い家」と人に説明していますが、ここで一生を終ろうとするのは、馴れているとは言え大変なことかもしれません。

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2013年01月26日

あきの80路を語る・・・2959

犬友の新年会が下旬になってしまったわけは、イタリアンの店の予約が、人気でとれなかったからです。
新しくできた店は、大きなピザ窯を持っています。ドーム型の窯は表面に貼られた白と空色のタイルがイタリアンらしい感じでモダン。煙突の太さも直径が30センチはありそうです。
ここで焼かれるピザを食べに来たことは正解だと、みんな席に着く時には生き生きしはじめました。
ピザ3種類とパスタ3種類だけを作る店なので、それではと、6人分を異なる1品ずつの注文にしました。
前菜とスープがでてから、マスターはわたしたちの手元を見ながら1品を食べ終わったころに次の1品というように、こまかな気遣いをしてくれます。
お陰で6種類を食べ終えてデザートが出るまでには、1時間半近くもかかり、おしゃべりも十分お腹もくちくなって、みんなご機嫌な会となりました。

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2013年01月25日

あきの80路を語る・・・2958

わたしは気がつくと、いつも道を歩きながら歌を口ずさんでいます。歌は無意識の底から出てくるので、童謡・小学唱歌・女学校の時の歌・軍歌・歌謡曲などいろいろです。
ある時、友と歩きながら、この癖が出ていたようで、相手に指摘され赤面しました。
「わたしと歩いていて、つまらないから歌っているの」と。
「けっしてそんなことはありません。むしろ機嫌の良い時にでると思います。でもいつも意識しないで、いつのまにか歌っているんですよね」
そのとき、思いました。これが学校時代からの友なら、わたしの真似をして、いっしょに口ずさんだろうと。
人と合う、合わないは不思議なものです。こんな些細と思われることが実は大きな違いになったりするのです。この友とは、友情が途絶えています。かなり魅力的な人でしたが…

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2013年01月24日

あきの80路を語る・・・2957

こう寒くては、犬の散歩も「よしッ」と気合を入れてから立ちあがることになります。
今日の散歩は犬仲間4人が公園で会いました。3匹は洋服を着ています。イーナだけはポメラニアンの毛が厚いので着ていません。
歩きながら出たのは食べ物の話。1人がまことに美味しそうに独り食の雰囲気を説明するので、みんなよだれが出そうでした。
帰宅して、カプチーノを飲もうか、ココアにしようか迷ってから、熱々のココアをつくりました。甘くてこってりの味をひと口、口に含むと体が温まってくるのが分かります。
食べ物の話を聞いた後なので、特別丁寧につくった一品になりました。
人から何かの刺激を受ける…これは何でもないことのようでけっこう影響大です。

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2013年01月23日

あきの80路を語る・・・2956

ブック・リーダーに落とし込んだのは、村山由佳著直木賞作品「星々の舟」と大道珠貴芥川賞作品「しょっぱいドライブ」
村山さんは作品を書き続けたいために、体の3か所に入れ墨をするなどかなり、異常とも思えるやり方で、自分を追いこみ作品を書き続けている人です。そして次々と受賞作品を生み出して話題にもなっています。「星々の舟」は家族について書いていますが、それぞれのセックスをこと細かに書きこんで、わたしは読むのが少々食傷気味になりました。
大道玉来さんもセックス。文は落語を連想させる語り口の面白さがあると思ったのですが、あまりにもあっけらかんとセックスを書くので、こちらもしまいにはもういい…となってしまいました。年寄りには向きません。
今は、セックスは秘すべきことでもなんでもない…「なんだか味気ない世の中になったなあ…」これが感想です。

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2013年01月22日

あきの80路を語る・・・2955

月曜、ジムが休みなので、録画しておいたEテレの「近代を超えて…西田幾太郎と京都学派」を観ました。
明治3年生まれの西田幾太郎氏の足跡を、生物学者の福岡伸一氏が追います。
わたしは本の題名「善の研究」しか知りませんが、ハードな禅修行で「無」の追求をしたとき、鈴木大拙氏に出会ったことを知りました。日本独自の哲学を考え、自由民権運動にも関心を持ったようです。
昭和の長引く不況の中で軍部が台頭すると、陸海軍は大東亜共栄圏を主張する理由づけを哲学者に求めます。氏は軍部を説得するつもりだったのに、利用された形となり、弟子の三木清も政治犯として牢獄に入れられたまま終戦1カ月後に、牢獄の中で亡くなりました。
あらためて戦争は物を破壊し、人を殺す以外に意味がない…と感じました。
【古来、武力のみにて栄えた国はありません】と氏は言っています。

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2013年01月21日

あきの80路近くを語る・・・2954

ブログ友が下のようなことを書いています。
その@【75歳で最高齢の芥川賞作家黒田夏子さん誕生の話が取り上げられています。
5歳から小説を書くことだけに重きをおいて生きてきたという。書くこと以外邪魔になることは一切排除して結婚もしなかったらしい。生きているうちに見つけてくれてありがとう・・そのコメントには重みも感じました】
そのA【芥川賞選考委員堀江敏幸氏の話 受賞作は、本来なら縦で書けば読みやすくできている平仮名を横書きにし、平仮名の暴力性と荒々しさをあえて選んでいる。漢字で書くべきところを平仮名で書き、読みにくさによって読者を立ち止まらせる。題材と手法のバランスも取れており、言葉の力を見せてくれた。】
そのB【時系列に沿って出来事を叙述する普通の小説とは全く異なり、論理ではなく連想によって言葉がつながっていく。わかりやすい書き方ではないため見るのに苦労がいるが、「小説とはストーリーである」という思い込みを捨てれば、詩的で意表を突いたイメージの展開を楽しめる】
大いに刺激を受けます。ぜひ読んでみたい…固有名詞を使わないで、ヨコ書きの文章とはどんなものか、作品を待ち遠しく感じています。


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2013年01月20日

あきの80路を語る・・・2953

3時過ぎに散歩に出ると、現地見学会の旗がOさん家の入口に2本立っています。3年ほど前に建て直してモダンな家になりましたが、昨年奥さんが亡くなりました。それでご主人が売って施設にでも入るのでしょうか。
散歩のついでにジャスコを回って帰ってくると、o家から30メートルばかり下った家に見慣れないトラックが停まって後ろが開けられ、そこから大量の段ボールが運び込まれているところです。塀の中の庭から、はきはきとした若い女性の声がしています。この家は90歳を過ぎたおじいちゃんの独りで暮らしですから、娘さんが来ているのでしょう。最近まで、腰の曲がったおじいちゃんは、朝早くにカートを引いてジャスコまで行っていました。どうやらそのおじいちゃんも限界で、施設にでも入るのかなあと、見当をつけます。
犬友は散歩時に「歳とった話ばかりしないで、もっと明るい話をしよう」と言いますが、どうも周りがこんな風に変わって行くので湿っぽい話題が多くなりがちです。
帰宅すると郵便受けに「あなたの家を査定します」の広告が入っていました。

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2013年01月19日

あきの80路を語る・・・2952

小説「神様のカルテ」を読んだ時、これが映画になっていることを知って、ぜひ観たいと思いました。スカパーでやると分かり録画し観ました。やはり小説に軍配があがります。
まず医者の役をやった桜井翔くんが医者を感じさせません。本の方は救急医療の現場から書きだされていますから、その中で働く医者をイメージしたのですが、映画では見事ハズレ。黙って立っていても仕事を感じられるようでないと、役者とは言えないのでは…。
大学病院で断られた安曇さんという患者が本庄病院へ入院てくると、この人を通して医者としてどうあるべきかを考えさせることになります。最後に患者が懐かしがって食べたがる文明堂のカステラも、小道具として使い方が光りませんでした。
シナリオがよくないのかなあとも考えました。
とまれ実際の街はたいして出てきませんでしたが、東山の高いところから、松本平をはさんで北アルプスが見られたことは幸せでした。

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2013年01月18日

あきの80路を語る・・・2951

齢を重ねると、あちこち痛いところが出てきます。最初は痛みの原因が分かったのに、近ごろでは、なんとなく痛みが出てきます。
昨日の雪かきは、年配の男2人が出て、わたしの家の前の道路を雪かきしているので、わたしも角型のスコップで頑張りました。このくらいはどうということはないと思っていたのに…ちょっと腰が…。肩の痛みも、まだすこし残っています。
それで今日は痛みに対処する張り薬研究にマツモトキヨシへ出かけました。
分かったことは大別して「温める」と「磁気」の2種類。どれも血行を良くして治すものです。@メタシンパス〈温感〉はインドメタシン局所吸収薬。Aピップエレキバン。これは血液の中の鉄分に作用して血流を促す。B医療機器「血流改善」衣類に貼るもの。肩こりを温熱52度でほぐす。C同じく腰用でこれも衣類に貼る種類です。これらを求めてきました。さあ、さっそく自分の体で実験開始です。

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2013年01月17日

あきの80路を語る・・・2950

雪があるので、なんとなく散歩を渋っていると…犬は行きたがって落ち着きません。気の毒になって出かけました。雪の残る公園を歩いていると、ベンチに、小チャなおばあちゃんと、それより少し若くてフトッチョのおばちゃん。
「かわいいねえ」犬が話のきっかけをつくります。
「寒いけれど、散歩すると気持ちがいいですねえ」こんな会話から、
「いつもは息子の家に暮らしているけれど、息子たちが旅行に行ったので娘のところに来たのです」と。隣にいるのが娘で、齢は94歳の母親と70歳の娘さんとわかりました。
「どこも、お悪くないんですか」と聞けば、胃薬と睡眠薬を飲んでいると。
「軽い薬だけですね。それならあと、6年は頑張れそうですね」
わたしの返事にうれしそうな顔をしたおばあちゃん、
「そのくらいなら、頑張れますよ」勢いの良い言葉が返って来ました。

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2013年01月16日

あきの80路を語る・・・2949

文芸春秋が「創刊90周年記念」特別号を出しています。ここに出て来るのは歴史を動かした90人。広くいろいろなところから人を選んでいます。
吉田茂を皮きりに土光敏夫・笠智衆・山本五十六・野茂英雄・松田優作・緒方貞子・渥美清・向田邦子・湯川英樹・原節子・岡本太郎・本田宗一郎・小倉昌男・池田勇人・森光子・三島由紀夫・岸信介・土門拳・柳田国男・黒澤明・石原裕次郎などなど…こうした人たちについて身近な人が書いているのを興味深く読みました。そのあと短歌100首でしたが、選ばれた人・小高 賢に、こんなのがあって、
【子と怒り 子と笑い 子と食みしのち どうと倒れて眠るわが妻】
子育て真っ最中だった自分をなつかしく思い出しました。
文芸春秋1冊をSONYのブック・リーダーに落とし込んで、文字のサイズを「L」にするとページ数が5944となり、目下4040ページまで読みました。
本を手に持つ確かさのような物がないのが欠点ですが、飛ばし読みをしない良さもあります。

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2013年01月15日

あきの80路を語る・・・2948

成人の日は、雪降りになりました。もう10センチは積っていて、まだまだ落ちて来る牡丹雪です。
前のアパートの人が車を出したものの、少しの坂で滑って苦労しているのを、窓から眺め「雪の怖さを知らない人だな」と、独りごとを言いながら、居間に戻って炬燵に入りました。
こんな日は、温かな部屋と炬燵に限る…そう思いながら、気になっている同人誌評を送らねばと、もう一度最初の布施員氏のから読みはじめます。人のを、批評するのは本当に難しいものです。
どうも人さまの批評をするのはガラじゃない。したがって地で行くより仕方ないと、素直に書き出しました。こんな書き方ではアドバイスなどとても無理だなあと思いながら…。
雪はまだまだ降っています。友に電話をしました。そしておしゃべり。話はあれこれと飛びますが、お互いたのしく最後は食べ物の話で終わりました。
犬が雪の中に出て、軒下を通りながらオシッコをして帰って来ました。
まだまだ雪は降っています。庭の木は綿帽子をかぶり、重みで垂れ下がり始めました。


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2013年01月14日

あきの80路近くを語る・・・2947

「父と子・市川猿翁と香川照之」E
昨年7月に襲名披露をすませ、今年の元旦には大阪松竹座で人生初めての親子共演が催されました。客席は満員。浜木綿子さんも観に来ていました。
歌舞伎役者は化粧を自分でするのだそうです。自宅で何度も練習した照之氏は、本番では見事な顔をこしらえて、歌舞伎役者の風格を見せていました。
演目は「楼門三五桐」役は石川五右衛門、猿翁は真柴久吉役で初めての親子共演です。
心配したセリフもうまくこなして、名セリフ「絶景かな〜」も調子に乗り、客席から「中車! 」の声がかかりました。
半世紀にわたる親子の確執はようやく溶け、猿翁は孫の団子くんのために、セリフを特別に書き加え演技を教えます。この家族にとって長かった冬にようやく春が訪れたのでした。


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2013年01月13日

あきの80路を語る・・・2946

「父と子・市川猿翁と香川照之」D
母親の浜木綿子さんは心配しながら稽古場を訪れ、猿翁と48年ぶりの再会をして、
「照之は大丈夫ですか。政明はやれるでしょうか」と元の夫に頼みます。そして、
「あの子は澤瀉屋にこだわっています。わたしはさせたくないけれど、そうするより仕方ないんです」とも。
稽古をつけ終わった時、照之氏が師に対して「ありがとうございました」と挨拶をすると、猿翁は思わず泣き出してしまいました。照之氏は猿翁の近くに寄って「ありがとう」と泪を浮かべます。猿翁は「大丈夫だ」と、もつれる舌で返しました。2人の間にしっかりと親子の情が流れる瞬間でした。

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2013年01月12日

あきの80路を語る・・・2945

「父と子・市川猿翁と香川照之」C
照之氏は、自分が息子を持って、はじめて歌舞伎の家に生まれながら、自分の勝手で息子に歌舞伎をさせないのは良くないのではないかと、迷い始めます。これはわたしの推測ですが、父が倒れたことも気持ちを変える一因だった気がします。
ついに昨年3月、眉を剃って、自分と息子政明くんの入門を願い出ます。
猿翁は、照之氏に「市川中車」、息子は「市川団子」という名を与えて、きびしい稽古を始めました。
「一般には5、6歳から稽古を始めるのに47歳にもなって出来るわけがない。出来れば奇跡だ」そう言いながら…。
そして自分も一緒に舞台に立ちたいと、オーオーと泣くようなきついリハビリに挑戦していきます。

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