2010年08月31日

あきの70路を語る・・・2057

「大義」「恩返し」鳩山さんのこの言葉に違和感を持つわたしは、今朝の毎日新聞「風知草・山田孝男氏」の文を読んで頷きました。
【私にはわからない。鳩山由紀夫が。民主党代表選は菅直人支持と明かした2日後に「小沢先生を応援することこそ大義」と言ってのける感覚が。私にはわからない。鳩山は政治とカネをめぐる国民世論の不信に応え、小沢幹事長を道連れに首相を辞めた。それから85日後に、「小沢首相」づくりの先頭に立つという神経が、私にはわからない。】
この文章がいいなあと思い、内容に納得がいきます。もしわたしの友が鳩山さんのように前言を引っ繰り返して平気な人なら、おそらく、わたしは友との縁を切ります。こんなめちゃくちゃな人、自分の行っていることに責任を持てない人を、日本の首相だと言わなければならない国民は不幸だと思います。
菅さんも、小沢さんの出馬が分かってから、言葉に力が入るようになりました。行政にそれと同じような力を入れた説得を何故しないのか…。そんなことを感じた今朝の新聞でした。

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2010年08月30日

あきの70路を語る・・・2056

「文芸春秋」に芥川賞受賞作品【乙女の密告】全文が掲載されているのを読みました。
京都の外国語大学の話。最初はぽきぽきと折れるような文体で京都の家を描写、冷蔵庫の扉を開けた時の明かりが、家の中の灯りより明るいと表現しています。
風変わりなドイツ人教授から「乙女」と呼ばれる女学生たちは「アンネの日記」を教材にドイツ語を学び、スピーチコンテストに向けて、暗誦の特訓に励んでいます。
選考委員の1人、池澤夏樹氏は「重い主題を中心に埋め込んで、しかし一見したところ軽やかに組み立てている」と。アンネの日記の内容と、学生たちに起こる事を重層的に書き進める方法をとっています。アンネたちの隠れ家を密告したのは誰か、そして学生たちに起こった事件は…と絡めながらの話です。
小説の構成がうまく計算されていて感心しますが、わたしなどは、小説で読みたいのは「人生」なので、こうした作品には距離を感じてしまいます。


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2010年08月29日

あきの70路を語る・・・2055

夕方犬の散歩に行くと、ベビーカーに食べものを積んで海の方へ、ゆかたを着た女の子2人が自転車で同じ方へ、車もたくさん海の方へと向かっています。
今日は八景島・海の公園で花火大会です。リーのママさんが「今夜どうする? 」と電話をくれましたが、どうも重い腰は上がりそうもありませんでした。テレビに「大曲の花火大会中継7時より」とありますから、これで間に合わせることにしていると、同時刻にドカン・ドカンと地響きのように花火の音が海の公園から聞こえてきました。テレビで花火というのは「こういうものが花火」と分かるだけで、実際に見るのとは大違い。旅の番組をテレビで見るのもこの違いがあると思い知らされました。
花火の音も止んだ今、戸をあけ、虫のすだくのを聞き、月を眺めていると、気持ち涼しい風が入ってきます。久しぶりに落ち着いた夜を感じています。

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2010年08月28日

あきの70路を語る・・・2054

高橋源一郎という文筆家が魅力的なのは、話すことに気取りがなく好感が持てるから…その氏が昼のNHKのトーク番組に出演しました。いきなり5度も結婚していると言うので、ちょっと呆気にとられました。でもよく考えてみると、恋愛するたびにちゃんと離婚して結婚するのは、真面目な人のすることかもしれません。終わって、氏について検索すると、こんな文章に出会いました。
【「誰かを好きになる」ということは、とても不思議な現象です。「好き」になるときは、たいてい相手のことはなんにも知りません。一目惚れが最たるものだけど、たくさんの顔が自分のなかに飛び込んでくるのに、そのなかの一つにだけレセプターが反応するわけです。
どうも人間の心を打つものは宗教と同じで、突然、不意打ちのようにやってくるように思うんですね。理屈はない。飛び込んでくるものに抵抗もできないし、警戒のしようもない。相手のことを何も知らないし、理由がないからこそ、強く心を打たれる。そうして好きになってからですよね、相手を「知りたい」と思うようになるのは。
恋愛小説は、「なぜだかわからないけど好き」という感情をまず描き、そのうえで行動を起こしていく過程を書いていくもの。そしてもう一つ。恋愛の本質的な部分である、相手をちゃんと理解している自信とか、理解されている喜び、そこから生まれる揺るぎない信頼といった部分を描き出す。】やっぱり面白い人です。

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2010年08月27日

あきの70路を語る・・・2053

死んでいくときには、形ある物すべて…メガネまで置いて行くのだと、父と母の死で痛感しました。それなら、あの世の入り口を通過できるものは何かと考えたとき、形がないものだと、分かったのです。愛情とか友情なら形はありませんから通れそうです。それに地上とのつながりの「思い出」という形にもなりそうです。
こう考えると、人との関係を大切にすることが、これからの生きるポイントになります。ところが、これが難しい。明日も明後日も生きていると思うから、ちょっと気に入らないとすぐに、仏頂面をしたり、大声を出してしまうのです。
心理学では【人としての成長とは「自分が自分に対しての付き合い方」がうまくなること】だそうで、感情コントロールを自由に出来れば言うことなしになります。
でも、わたしはこれが下手。これが下手だと「愛情や友情」を育てるのがむずかしい。
どうやら、ちょっとしたことに怒らない、イライラしない。簡単なことが一番難しいと分かってきました。

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2010年08月26日

あきの70路を語る・・・2052

水道水を飲まずに、ボトル入りのミネラルウオーターを買う人が多いようですが、水道水のことを知ると、余分な出費をしなくてもよさそうです。(水のおいしいのは、単に温度である。15度以下だとおいしく感じると、先日どこかで読みました)
毎日新聞の25日付け「知らなかった水の話」に、高度処理で不純物除去する過程が書いてあり。浄水場では高性能のオゾン処理を2度すると。水中のカビの原因となる有機物を分解処理し、病原性微生物を不活化し農薬を除去する。しかもこれを2度行うのです。
その後、砂粒ほどの粒状活性炭を敷き詰めた吸着池にまわすと、活性炭の吸着効果で発がん物質の原因となる有機物を付着して分解するから、安定した品質の水になっている…日本の水道水はミネラルウォーターに負けない安全でおいしく、世界に誇れる水だそうです。(ただし集合住宅にある貯水槽は管理不足で水がまずくなることもある)
「水道水は50項目にわたる基準値があり、合格した水だけが給水されている。もっと水道水に誇りを持とう」と言っているのは、水を科学的な観点からとらえる理科教育を実践している法政大学生命科学部の左巻建男教授でした。

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2010年08月25日

あきの70路を語る・・・2051

今日24日はわたしの誕生日でした。喜寿を気にかけてくれていたのですが、わたしは、喜寿は特別にして欲しくない。米寿でお願いと言っておきました。その代わり「わたしはなにも用意しないから、みんなで考えて…」と希望しておいたのです。
長男家族は、朝costocoへ行ってアメリカ式の食べものをたくさん買いそろえて来宅。すぐにテーブル上が満載。豪華な誕生日になりました。アメリカの食べものは、わたしの家族にとって思い出深いものです。それを知って用意してくれた気持ちをうれしく思いました。次男の用意してくれたスパークリングワインで乾杯。Birthdayケーキは長方形で40cm×25pぐらい。小さい孫たちが代わる代わるローソクに火をつけては消したのでHappy Birthdayの歌を3回も歌いました。ケーキはとても食べ切れずに皆が持ち帰ることになりました。
夕食は三男の餃子を希望しました。これは皆でテーブルの上で具を包むという全員参加型なので思い出に残ると考えたのです。これも大成功。気持ちの通じ合った特別な日はやっぱり喜寿の祝いにふさわしいものとなり、本人は大感激でした。

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2010年08月24日

あきの70路を語る・・・2050

朝5時、バアチャンを見ると、寝ている。起こすとかわいそうかな。ボクはじっと見つめる。おおっ、バアチャン動いた。この機を逃してたまるか。突撃。顔をペロペロ。バアチャンはたまらないといったように後ろを向いて丸まる。
なおも攻撃。「オキロ、オキロ」今度は頭を前足で掻く。「イーナ」バアチャンの金切り声。そんなことに驚いてると、バアチャンまた寝てしまうから、めげずに連続アタック。カリカリ・ペロペロ。カリカリ・ペロペロ。
「うんっ、もう…」目が開かないままバアチャンは起き上がる。シメシメ。しかし気は許せない。なおも飛びつき攻撃。「わかった・わかった。行くからちょっと待ってね」こう言ってバアチャンは立ち上がると、トイレに行き、玄関へ。
こうしていつもの1日がはじまるのが、ボクの家です。
散歩から帰ると、真っ先にボクにエサをくれます。カリカリに申し訳程度の牛乳をかけて。これっ、おいしくないっ。バアチャンは食べものをおいしそうに食べるのに、どうしてボクはエサなのか。近いうちに「犬犬クラブ」を作って第1回の会合をする予定。菅さんよりはもっとしっかりした仕事にするよ。

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2010年08月23日

あきの70路を語る・・・2049

わたしが自分の家を「百合の家」と呼びたくなるくらいに高砂百合を増やしますと、去年ブログ上で宣言しました。普通の百合は球根なのに、高砂百合は種で簡単に増えると分かった時の話です。T個の花の鞘から何十という種が出るので、それらを庭のあちこちに、ばら蒔けるだけばら蒔きました。その甲斐あって、今年は庭のあちこちに100本以上は咲き始めています。
鉄砲ユリを細くした形で、繊細さを持つこの百合は、わたしが蒔かなくても、自分で勝手に飛んで行って、塀の脇、道路のちょっとした隙間など半径100mほどにたんさん咲いています。こうなると、もう珍しいとは言えなくなって、自慢するほどではありません。
必要な養分があるうちは居座るようですが、気が向くと、再び旅を始めてしまうらしいです。高砂百合と言うよりは「風来坊百合」と呼んだ方がよさそうな気がしてきました。

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2010年08月22日

あきの70路を語る・・・2048

21日、町内の夏休み行事で「横田基地見学」にバス2台で行きました。
わたしは、人を殺す道具と言うのを自分の目で実際に見たかったのです。
先日まで、昭和史のことを書き、戦争のむなしさを感じ、途中で筆を止めました。戦争は勝ち負けではなく人を殺すだけと書きました。その実際を自分の目で確かめようと思いました。
新聞でしか見たことのない飛行機は用途別にスタイルが大変違っていました。相撲取りのように太っちょの飛行機、爆弾を運んで落とす飛行機はスマートな形をしています。とても人殺しの顔は見せていません。ヘリコプターの操縦席にも乗ってみましたが、たくさんの計器がついていて、これらを操る事の大変さ、しかも眼下に逃げ惑う人々を想像した時、空恐ろしくなりました。
こうしたものに戦車などを加えて前線で戦うわけですが、イラクで最初ブッシュが考えたのは、手っ取り早く5日で戦争を終わらせることでした。しかも相手国の人々を殺して自分たちは空から、これらの道具を使って無傷で勝つ計算だと言いました。でも、実際には泥沼化し、それは今も続いています。またまた「憲法9条」について考えねばと思います。

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2010年08月21日

あきの70路を語る・・・2047

今日、ジムでの話。
「あの人、まだ自転車に乗っているんだってね。危ないね。わたしでさえ3回も自転車の事故を起こしているのに…って、あきのさんのこと言ってたわよ」。教えてくれたのはサウナ友。
どうやら話の主は、わたしよりかなり若い人らしいのです。聞いたわたしはニヤリとしました。(そうか。人から見るとそういう年寄りに見えるんだ)。
わたしは75歳の誕生日に運転免許証を警察へ返上しました。その上自転車もやめたら行動範囲はますます狭くなってしまう…買い物が困ります。でも言われたのを切っ掛けに、慎重に乗ることにしょうと思います。そして80歳になったら、次は車いすと同じ形で、時速6キロの老人用乗り物に変えなければ…かな。
と、ここまでは謙虚に書きました。でも、ほんとのところは、下に書くような気持ちです。「そんなことを言われるたびに引っ込んでいてたまるか。要らぬお節介よ」と。
年取ると、ときどきこんな複雑な心境???にならされます。

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2010年08月20日

あきの70路を語る・・・2046

わが家のサルスベリは、お見せしたいほど見事な花を咲かせています。濃いピンクで、花房も大きく豪華。ボタンが咲いた時ほどの感じと言っても言い過ぎではないほどです。
お墓に行くときのバス道路の両側はサルスベリの街路樹で、先日もバスの窓から咲いているのが見えました。サルスベリの街路樹はグッドアイディアだと思いますが、でも、並木にするには今一です。白・紅・桃と取り混ぜていても、それぞれ勝手な伸び方をしていのるで並木としての美しさがありません。
仙台のケヤキ通りをテレビで見ると、あれはいいなあと思います。大きな木なのに、枝先が繊細で葉も小さな柔らかい感じ…欠点は大きくなるので落ち葉の時期は通りに沿った家々の屋根に葉を降らせて、トラブルを起こすのではないかと、要らぬことを考えます。
桜やイチョウは年に一回強烈な印象を残す…これはこれで良いものです。でも並木の美しさはケヤキに軍配があがるのではないでしょうか。

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2010年08月19日

あきの70路を語る・・・2045

「金沢からお菓子が送られてきたので、お茶に来ない」
暑いから、どこにも出かけない日々に、こんな誘いがあると二つ返事。犬のおかげで付き合いが広がった「ダックスの会」の誘いに、飼い主だけが集まって暑い午後を楽しんでは犬に申し訳ないと思い「ちょっと出かけるから、いい子にしているのよ」などと言いながら、扇風機をまわし、その前に冷え板を置いて出かけました。
勝手なおしゃべりを楽しむ5人の今日の話題は、「倹約しても、あくまで子どもたちの将来のために尽くしたい」というKさんの生き方。わたしなど「子どもが自立したら、自分の生きることを楽しむ」考えなので、感心して聞きました。それから、早朝、保冷剤を手拭いに包んで首に巻き、農園に出かけるMさんに、今でなくても、涼しくなってからにしたらと言うと、種蒔きは時季を外せないとのこと。これもえらいなあと納得。ほかには歳をとらない体操の話なども出ました。
涼しい部屋でのおしゃべりは、中味はいろいろに飛びながらの楽しいものでした。

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2010年08月18日

あきの70路を語る・・・2044

暑い、暑い、大暑い。夕方犬の散歩に行こうとして、クーラーの利いた三畳間から出て、居間に行ってソファーに腰掛けました。とたんに髪の毛の根元から汗が吹き出し、首の後ろをつたわって流れます。…サウナの中にいるのとそっくり…これをタオルで拭きとると、次々と垂れて来ます。
これでは、まだ散歩には行かれそうにないと、犬をなだめ、再び三畳間へ。6時過ぎるのを待って、ようやく散歩に出かけました。風がなく、蒸し蒸しとした暑さが体全体に押しかけます。やっとやっと、いつものコース、野鳥公園一周をしましたが、いやはやたいへんな夏。ニュースでは、今年で一番高い気温だったと言いました。
あまりの暑さに犬の食欲は減退。ようすを見ながら牛乳をちょっぴり掛けてやったり、煮干しをおやつにやったりしています。何しろカリカリ餌で通さないと、後がたいへんですから…。そしてこの暑さにも、食欲は衰えることのないわたしです。

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2010年08月17日

あきの70路を語る・・・2043

「土に預ける…」母は松本にいたころ、裏庭になすを作りながら、そう言いました。
わたしも、この夏それを実感しています。トマト苗の2センチくらいのを6本近所の人からもらい、どのくらい大きくなるか見当もつかずに植えたのですが、思ったよりずっと大きくなりました。育てる途中で摘んだ脇芽も挿したので庭がトマトだらけ…壮観です。ミニトマトは毎日採り続けても、いくらでも生っています。
最初は、せっかく丹精したのに、カラスに食べられてはと、ちょっと赤味がかるとすぐに採りました。だからホントのおいしさを味わいませんでした。でも、そろそろカラスに分けてやってもよいかなと考えて、木で赤くしてから採ると甘さが違います。
何事も自分でやってみないと、ホントのことは分かりません。トマト体験はこれで自信がつきました。でも人生の老い先は未体験、手探り状態ですが、なんだかあちこち身体の具合の悪いところが増えて来ると、あまり快適なことにはなりそうにないと予感がします。

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2010年08月16日

あきの70路を語る・・・2042

池上彰氏の「戦争を考える」をテレビで観ました。本で読んだことが、古いフイルムなどを使って画面に出ました。実に生々しい画面の連続でショックでした。
どんなに頭の良い人たちが考えるにしても、戦争は破壊や兵士の死ばかりで、得をする人もなく憎しみが憎しみを増幅させていく以外の何物でもないと思いました。
昭和史をIまで読んで書いて来ましたがここで止めます。本はまだ4分の一程度…でもこれ以上読む体力がないというか、胃のあたりが重くなって気分がすぐれないのです。結局支那事変前までしか書けませんでした。ほんとに、気弱で意気地なしだと情けないです。
わたしより年上なのに、作家の澤地久枝さんは「ミッドウェイ海戦」を書くときに日米双方でこの海戦に携わった兵士の遺族3000人以上を調べた話を書いています。昭和5年生まれの澤地さんは、若いころから心臓が悪く3回も手術をした体で、執筆や講演など意欲的にこなし、「九条の会」では先頭に立ってご活躍。まったく頭が下がります。

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2010年08月15日

あきの70路を語る・・・終戦の日に

昭和史…(休憩)
ドラマ「帰国」倉本総。いきなり夜更けの東京駅へ昔の列車が入ってきます。乗っていたのは南方で戦死した人たち。軍服を着て、汚れた当時のまま。
作家と言うのは、どんな発想も出来る…うらやましいほどの創造性と着眼点に度肝を抜かれそうでした。
自分の行きたい場所に行くことができるということで、最初は靖国神社に何人かが行きました。夜更けの神社と兵士がすがすがしくさえ感じられます。それからそれぞれに個人的な場所を訪れます。訪れると言うより帰って行くのです。
信州・上田の無言館も出ました。出征前に恋人や妻を描いた人の作品が何枚も残されている場所、大切な人を、どんな気持ちで描き遺して出征したのでしょう。
「人は二度死ぬ。一度目は肉体の死、二度目は忘れ去られる時」ドラマに出てくる言葉です。ここに出てくるすべては作家倉本総氏、自身が言いたいことを登場人物に言わせていました。

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あきの70路を語る・・・2041

昭和史…I
国の勢いというのは、演出されるもののようです。犬養内閣が成立の折、荒木貞夫という大将が陸軍大臣になりました。おしゃべり上手でハッタリが利く人、そして演説が得意だったから時流に乗ったと。日本の軍隊は「皇軍」、国は「皇国」陸軍は「皇軍」そして日本人の精神は「皇道」つまりすべては天皇を中心に回ると、太鼓をたたきつづけた人と言われます。
昭和8年の国の予算が22億3800万。新聞は日本始まって以来の「非常時大予算」と書きたてると、以後何もかも「非常時」という言葉で括られ、軍国主義が助長されていきます。そして国連から脱退すると「栄光ある孤立」と叫ぶに至る。こうした言葉が新聞やラジオで使われ大々的に報じられると、ものすごい人気を博しました。
何より恐ろしいことは「空気」を時代がつくっていくということ。では今はどうでしようか。考えなければ…と思いました。

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2010年08月14日

あきの70路を語る・・・2040

昭和史…(休憩)
南米・ボリビアの育児をテレビで観ました。以前から、赤ちゃんをぐるぐる巻きにして育てるのに興味があったからです。ほんとにぼろ布を5枚とか7枚で包み、それをしっかり紐で縛って育てるのです。この伝統あるぐるぐる巻きは生後1年ほど続けると言っていました。死亡率1000分の43。厳しい環境での育児です。
父親は19歳、母親は15歳、子ども3人。住んでいるところは海抜4300m、富士山より高い場所で夏が短い…このぐるぐる巻きはそんな厳しいところで育てる知恵のようです。
仕事はアルパカの毛を刈り、1カ月に1度、市が立つのでそこへ持参して仲買人に売ります。日本円にして600円しか手に入りませんが、これが1カ月の収入のすべて。その中から2人は80円のキャンデーを子どものみやげにしました。
畑を持っているけれど、そこでとれるジャガイモは小さいものです。食事はアルパカの肉とジャガイモだけでした。
若々しい父と母は、将来子どもを教育するのが夢だと言います。でも、この暮らしの中で、子どもの教育費をどのようにねん出するのかと、観ているわたしは心配になりました。

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2010年08月13日

あきの70路を語る・・・2039

昭和史…(休憩)
Bshi のドラマ「少女たちの日記帳」は、昭和20年に県立広島第一高等女学校に入学した少女たちの日記帳を元に、生き残っている人たちの証言を入れて、ドラマ仕立てにしたものです。 わたしも昭和21年に県立松本第一高等女学校に入学したので、同じ感じの学校、1年違いということでドラマの人物たちに親しみを感じました。たった1年の違いは大きく、戦中と戦後入学に分かれます。前者は勉強など出来ずに、建物疎開の仕事をしている。後者は教科書が新聞紙のような感じで、それを切って閉じたものだったけれど、授業はありました。
終戦末期の少女たちは、いつもお腹を空かせながらの日々でした。でも思春期らしい関心事をそこここにのぞかせながら、みずみずしい青春をおくっています。最後の場面、川向うの草むらに立つ少年に、少女は、こちらの草むらから、自分の名前を手旗信号で送ります…清くてホロリとさせられる場面でした。
日記は目上の人に対する敬語がきちんとしていて、字も上手。そのころの国語教育がどんなにしっかりしていたかを十分に物語っていました。
広島高女の1年生223人は、昭和20年8月6日午前8時15分、原子爆弾の被爆で亡くなりました。

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